筋トレを一度やめてブランクが空いても、過去のトレーニングは無駄にならない
意を決して筋トレを始めても、3ヶ月とか半年とかでやめてしまったり、挫折してしまう人もきっと多いと思う。
やっぱり長く継続して続けるのは何事もむずかしい。
とくに筋トレは、なかなか思うように成果が出なかったり、仕事が忙しくなってジムに通う時間が取れなくなってしまったり、そういったさまざまな理由や事情でやめてしまうんだと思う。
でも、ある日鏡で見た自分の体型に嫌気が差したり、もっとモテたいなと思ったり、そんなふとしたキッカケでまた再開しようという人もいるだろう。
僕も、一度やめてしまった筋トレだが、昨年からまた再開した。
そうなったときに気になるのが、
昔、筋トレやってたんだけど、それってすべてリセットされてしまったのか?
せっかくがんばって筋トレしていたのに、またゼロからのスタートなのか?
ということだ。
長い間、トレーニングしていなくて、とくに運動なんかもしていなければ、当然、筋肉は衰えている。これは自分でも実感していることだろう。
ところが、筋肉細胞は、過去に筋トレしたことを記憶しているんだ。
マッスルメモリー
なんと素晴らしいことだろう。
たとえブランクがあっても、また短期間のあいだに、筋肉サイズを元どおりに戻す機能がある。それが、マッスルメモリーと呼ばれるものだ。
筋トレにより、筋繊維が破壊され、細胞核が分裂し、増殖する。こうして、筋繊維の核数が増えていくため、筋肉は肥大していく。
筋トレによっていったん増えた細胞核数は、その数自体は残ったままなので、また刺激を入れることによって再び回復する。
これが筋繊維の記憶力だ。マッスルメモリーだ。
すげーな、筋肉って。。。
ということはだ。
いままでに鍛えた資産を無駄にすることなく、いくらでも再チャレンジできる。
7面までクリアしていたスーパーマリオを、また5面から再開するような感覚だ。
べつにまた1面からやり直さなくったっていいんだ。
僕自身も、筋トレを再開してから、たしかに昔の筋肉サイズに戻るのが早かった。それほど時間を要せずにブランクを克服できていたんだ。
これって、すごくないか?
中途半端にやめてしまったとしても、やったことはほとんど無駄になっていないってことだ。自分の筋肉は、昔のことを忘れてなんかいないんだよ。
いつだって、筋トレは再開できるんだ。