小顔に見せるためのたったひとつの実用的な方法
男女限らず、誰しもが憧れるのがモデルのような小顔だ。たとえ日本人のように身長が低くても、小顔であれば、それだけで見栄えが違ってくる。顔の大きさにコンプレックスを感じているひとはじつに多い。
でも残念なことに、生まれながらの顔の骨格はまず変えることはできないし、そのカタチだって、それこそ大掛かりで莫大なコストを必要とする(それでいてリスクの高い)超高度な整形手術を施すぐらいでしか、変えることはできない(オススメもしない)。
小顔サロンのような小顔矯正を目的としたサービスもあるけれど、これらはほんの気持ち程度、「うーん、なんとなく小顔になったかなあ・・・」と感じられるぐらい(ビフォーアフターの写真を並べられてはじめてわかる程度)で、他人から見ればたいして違いなんてわかるはずもなく、自己満というか、あくまで対処療法的なものにすぎない。
こうして効果の薄い、それでいてけっしてコストの安くない小顔サロンに通うのなら、もっともっと持続性があって、他人から見ても一目で小顔になったとわかるような、自己満で完結しないような方法はないのだろうか?
それがじつはあることがわかった。それも決定的な方法。顔の大きさに悩みが
そのまえに、ひとつ悲報だ。
小顔体操、小顔マッサージ、小顔ダイエット、顔痩せなど、これらがいかにも効果てきめんのような言い回しで、ネット上をはじめとして情報が出回っているが、その効果は一過性にすぎないし、まあ効果と言っても、小顔矯正と同様に気持ちそう見えるかな〜程度だ。
小顔ダイエットや顔痩せにいたっては、顔だけ痩せるといった「部分痩せ」というのは人間のカラダの構造上ありえないので、それを実現するためには、ふつうにがんばってカラダ全体の体脂肪を落とすべくダイエットをするしかない。そうすれば、顔の筋肉も絞まって「多少は」小顔効果が期待できるが。
「小顔ダイエット」とか「顔痩せ」とかいうワードだけを耳にすると、あたかも「顔まわりだけ」の脂肪が落ちていくようなイメージを受けがちだが、世の中にそんな都合の良い話はないのだ。
では、決定的に小顔に(見えるように)なるにはどうしたらいいのか?
これが意外にも筋トレだった。それも肩の筋トレだ。
出所:
Unwield | I imagine myself saying "Behold!" in this shot. | David Goehring | Flickr
なぜ??
目の錯覚。
これをうまく利用すればいい。
人はみんな、しばしば目の錯覚を起こす。まったく同じ長さのはずが違って見えたり、寸分たりとも違わない大きさのものなのになぜか一方が小さく見えたり・・・。
それは、人間が物事をあらゆる関係性のなかで感じ、絶対的ではなく、何事も相対的に認知しているからだ。
ポイントは、顔と肩幅の比率。
当然、顔の大きさに対し、肩幅の比率が大きければ大きいほど、小顔に見える。顔の絶対的な大きさは関係ない(ましてやモデル級の本当に小さい顔のサイズも必要ない)。肩幅との比率のみに着目すればいい。これは見た目で勝負をするボディビルダーやフィジーカーのような方たちも常に意識している点で、肩の筋肉を発達させることに躍起になっている。
言うなれば、これは小手先の方法ではない。人によっては効果があったりなかったりするような類いの話じゃない。人間の目が錯覚を起こす以上、この視覚的効果を利用すれば、誰だって確実に小顔に見せることができる。
だったら肩トレをやるしかないでしょう。というか、やる意義は十分にある。小顔を目指したいのなら。僕も、意外な盲点だったこの真理を知ってからは、肩トレをかなり重点的におこなっている(もちろん男として、単純に、肩幅が広いカッコよさに憧れてはいたが、小顔効果までは正直考えていなかった)。
筋トレがあまり好きではないという人でも、「小顔になれる」という強いモチベーションがあれば、積極的に、能動的に肩の筋トレには臨むことができるだろう。
先日開催された第3回オールジャパン・メンズフィジーク選手権大会での「40歳以下176cm超級」の覇者・エドワード加藤さん。このデカいメロン肩(笑)。これだけ発達した肩があれば小顔効果も抜群。もちろんここまで鍛え上げるには相当な努力が必要だが、極限までもっていくとこうしたヤバい肩ができあがるイメージだ。
まあ要は筋トレって、べつに全身をくまなく鍛える必要なんてないのだ。
「ボディメイク」ということばがあるように、自分がこうしたい・こうなりたいと思う特定の部位だけを鍛えて、カラダをデザインしていけばいいし、それでぜんぜん問題ない。ヘアメイクみたいなもの。髪型を変えることでイメージがガラッと変わるでしょ?筋肉のサイズやカタチが変われば、相手への印象がまるで違ってくる。
カラダのフォルムを変えることができるのは、唯一、筋肉だけだ。
肩の筋トレ方法についてはいろいろあるので、それはまた次回お話ししよう。