40歳超のGACKTが筋トレシーンをInstagramにアップし続ける理由
ライブなんかで肉体を酷使するミュージシャンは、日ごろから筋トレをして鍛えている人が多い。とくにボーカリストは、ライブでステージ上を動き回るし、へなちょこなカラダではボーカルパフォーマンスの低下にもつながるので、筋トレしていない人のほうがきっと珍しいだろう。
さて、最近は世界的にInstagramが流行っていて、ファッションモデルを筆頭に、俳優やミュージシャン、はたまたセレブの方々が大勢アカウントを持って、自分の日常の様子なんかをアップしている。
筋トレをしている僕としては、己の肉体美をアップしているセレブたちの写真が自然と目にとまったりする。やはりというか、ミュージシャンは肉体を鍛えてるな、という一枚をこのまえ目の当たりにした。
ガックンの愛称で知られる、シンガーソングライターのGACKTだ。
たしか年齢非公開だったような?気がした彼だが、いまは公にしていて、42歳だ。
世間の42歳といえば、完全にオッサンだ。新橋なんかを歩けば、疲れ切った40オーバーのリーマンだらけだ。腹も出ていれば、頭皮も薄くなっている。覇気もないし、肌も汚なければ、目も死んでる。いや、言いすぎか。
ところが、この一枚を見てほしい。
40歳を超えたバキバキの肉体だ。
これは彼からのメッセージだ。
自身と同年代の、まさに働き盛りでがんばっている中年たちに向けた。
中年になったら腹が出てきて、背中も丸まって姿勢も悪くなり、見てくれが落ちぶれてしまうと思い込んでいるような、そんな人たちに対する紛れもないエールだ。
ぜんぜんそんなことはないんだ、と。
自分のやる気と行動次第だと。
セレブだから、芸能人だから、ミュージシャンだからこうなっているんじゃない。ふだんから継続的に筋トレをして肉体にストレスをかけていれば、必ずやっただけの結果が現れてくるということを。
いくら年齢を重ねても、肉体改造は可能だし、それはアスリートのようなガチのトレーニングとはまたべつの話だ。派手なライザップのCMを見て、過剰に演出しているんじゃねーの?と思う人もいるだろうが、あれは短期間で目に見える成果がでるようなトレーニングと食事管理をしていることが前提で、それをやりきれば誰だってあのようにバキバキになる。程度の差こそあれ。
筋肉ってそういうもんだ。高い負荷を与えれば肥大する。
僕はGACKTのこの一枚を見て、ちょっと気になったので、彼のInstagramアカウントを見てみたら、 日ごろのジムでのトレーニング風景や肉体美がたくさん披露されていた。
GACKTはずっと我々に伝え続けていたんだ。
デビューしたてじゃあるまいし、いまさら自分をひけらかして必要以上にアピールする必要もない彼が、ここまでして己の筋肉美をさらけ出しているんだ。
トレーニングすることの価値や、やればできるさの精神がいかに大事かということを、こうしてInstagramを通して発信してくれている。
こういった、他人の絞られた肉体とかを眺めていると、テストステロンがドバドバと分泌されてきて、筋トレのモチベーションアップにつながるので、気になった人はいちど見てみるといいだろう。
これからも、テンションを上げてくれるようなかっこいいバキバキボディの写真を見かけたら、都度紹介していきたいと思う。
「さあ、トレーニングだ。余計なことは忘れて」