筋トレ野郎

モテボディを目指して筋トレを始めて2年が経過。日を追うごとに成果が現れてきた。

手首を保護して筋トレ効果も高める一石二鳥のリストラップ

早いもので、筋トレを始めてからちょうど2年が経過した。

ボディメイクというその文字通り、カラダのシェイプはずいぶんと変化した。ホルモンバランスの変化からか、想像以上に自信もつき、なによりメンタル面での変化を強く感じている。筋トレをやったことによるデメリットはなにひとつ思い当たらない。つまり、誇張なんかは一切なしで、メリットしかなかったし、本当に筋トレに出会えて心からよかったと思うし、きっかけは何であれ、実際に筋トレをおこなうという行動を起こせたのは、僕の人生にとってプラスになった、これは紛れもない事実だ。

とはいえ、まだまだ自分の想う理想のカラダにはなれていないので(徐々に近づきつつあるにせよ)、より一層の努力が必要だし、いつもカラダの変化を実感できていると、モチベーションは下がるどころか青天井で上がるばかりだ。

2年も筋トレを続けていると、まあ、僕的にはまだまだ初心者の域だとは思うが、始めた当初よりはそれなりにレベルは上がってきているので、それ相応の悩みというか、やっぱりケガを防ぐための対策が必要になってくる。誰だってケガは怖いし、せっかく頑張って成果を上げてきたのに、ケガのために長期間のあいだ筋トレができなくなってしまうのは本望ではない。とくに関節や腱などのケガは筋トレどころか日常生活にも支障をきたす恐れがあるので、かなり用心深くならなければならない。

これは個人差があるとは思うが、僕の場合は手首がもともと細いためか、ウエイトが上がってくると、どうしても手首が痛くなってくる。とりわけプッシュ系の種目でだ。ベンチプレスやショルダープレスなど、高重量を扱う種目では、対象筋肉への負担よりも先に手首への負担が気になってくる。基本的には手首は起こした状態が正しいフォームだが、重量がヘビーになってくると、どうしても手首が倒れて寝た状態になりがちで、こうなると重心がずれて手首への負担がとても大きくなる。パワーも伝えにくくなるため、フォームとしてもよろしくない。

これはなにか対策をしないと、そもそも高重量を扱えなくなるし、無理をしてトレーニングをしていると手首のケガにもつながると思ったので、リストラップという手首を保護するギアを使用することにした。ジムで使用している人もわりと多いので、見たことのある人もいるかと思うが、手首を固定するために、手首に巻いて使用する、一見するとリストバンドのような筋トレ用のギアだ。

で、その保護具合は?というと、これがなかなか素晴らしい効果を発揮した。手首をガッチリと固定してくれるために、ウエイトの負担を軽減してくれるというか、ほとんどといっていいほどストレスを感じない。

さらに、手首を安定させたり保護しようという無駄なチカラがいっさい入らないために、安定させバランスを取るための余計な筋力を使わなくて済むし、対象の筋肉への刺激に集中できるため、単純に筋トレ効果もより一層高まるはずだ。

 

使い方は至極カンタンで、手首にグルグル巻いていくだけだが、注意点としてはふたつだ。

  1. 必ず手首の関節の上に巻きつける(ただ単に手首に巻くだけでは関節を固定できていないので意味がない)。
  2. リストバンドではないので、ゆる〜く巻いても役割を果たさないので、テンションをかけてきつく巻きつける(重量により調節する。高重量になればなるほど強めに)。

 

巻き方はこちらの動画がとてもわかりやすい。


で、どのメーカーのリストラップがいいのか初心者は迷うところだが、Schiek(シーク)というアメリカのメーカーがポピュラーでおすすめだ。ゴムの素材が硬すぎると巻きづらいし、柔らかすぎるとホールド力に不安が残るが、このシークは程よい硬さで扱いやすいし、しっかりとしたホールド力がある。見た目的にもクールで、カラーはレッド・ブルー・ホワイト・ピンクの4種類がある。僕は力強いレッドを使用している。長さは最長で90cmの製品があるようだが、これはあくまでパワーリフターなどの超人向けで、一般のトレーニーにとっては長すぎる。ここまで長いと巻くのにも時間がかかってたいへんだし、だいたいそこまでのホールド力はtoo muchなので、おおむね50cm〜60cmがベストだ。

 

パッケージもなかなかカッコイイ。

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裏面。バキバキの黒人トレーニーが巻いているイメージが使われている。

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パワフルな赤と黒のストライプ柄。左右で1セット。

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ちなみに、リストラップはあの有名なゴールドジムからも販売されていて、そのネームバリューから最初はちょっと迷ったのだが、どうやらマジックテープがわりにひ弱ならしく(マジックテープの寿命がそのままリストラップの寿命といっても過言ではない)、すぐにへたってくるようで、耐久性の面でシークの方が優れていることがわかったので、ゴールドジム製はやめておいた。

価格的にはは、シーク製もゴールドジム製もほぼ同じだ。

シーク製リストラップを実際に使ってみて不満な点はいまのところまるでないが、いずれにせよ消耗品には変わりないので、どのくらいの期間使用できるかはこれからもっと使い倒して検証してみたい。

 

 

 

さいごに、響きがとても似ているが、「リストラップ」と「リストストラップ」は役目がまるで異なるアイテムなので、くれぐれも間違わないように。

※リストストラップは、握力を補助するためのギア。